【IIDX実践】縦連のコツ(あおたつ流)

こんにちは!

 

段々胡散臭い記事っぽいタイトルになってきましたね。

 

縦連って本当に難しいですよね。

 

縦連の嫌なところ

  • 認識が破壊される
  • リズムが崩れる
  • 間に合わなくて急に赤ちゃんみたいな打鍵音になる
  • めっちゃ疲れる
  • 地力上がったつもりなのに上手くならない

などなど…

 

そこで今回は、リプやGoogleフォームでも多く質問があった縦連のコツ(あおたつ流)についてお話していきたいと思います。

※今回はIIDXをベースにお話していきます。 

 

■目次

 

✔ 趣旨

  • 縦連の叩き方・認識で意識していること
  • 縦連の叩き方・認識で意識すべきだと思うこと

 

✔ ターゲット

  • 縦連のガチ押しができるようになりたい人
  • 縦連で崩れるのをどうにかしたい人

 

みんなで一緒にストライカー系男子(女子)!

 

縦連の種類

縦連の種類を定義しておきます。

(叩き方に関して言えば、考えてみたら僕はどれに対しても同じような叩き方をしている気がするのであまり意味はないのですが、用語一覧として定義しておきます)

 

ここはさらっと流してもらって大丈夫です。

 

  • ガチ押し系(ストライカー系)
    BPM130~185の三連符(BPM100~140の16分相当)主体の譜面
    例)ビタチョコ、VANESSA、255、など
  • 長い縦連系
    BPM150ぐらいの16分で同じところに降ってくる縦連が来る譜面
    例)スクリプAmix、FAXX、白壁(H)、など
  • 発狂中の微縦連系
    高密度の乱打の中に細かい微縦連が含まれる譜面
    例)ゴビヨ、ゴアヘ、ワンモアラブリー、など
  • 皿+壁系
    連皿と同じところに降ってくる縦連が同時に来る譜面
    例)白壁H・A、悪魔階段、鎌鼬†、など
  • まとまった速い連打系
    同じところに速めの縦連が降ってくる譜面
    例)音楽、ゴッドスピード、大犬、など
  • CN+縦連系
    CNを押しながら縦連が降ってくる譜面
    例)タイピCN

 

ここから自分が意識している叩き方や認識方法について紹介していきます。

 

縦連の叩き方

僕が縦連を叩くとき、主に以下の2つを意識しています。

  1. 指先に力を入れない
  2. 鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)

 

基本はこの2つです。

これらを意識して縦連を叩くようにしています。

 

それでは、これを具体的にブレークダウンしていきましょう。

 

指先に力を入れず、鍵盤を"はたく"ように叩く

僕は縦連を押すとき、指先に力を入れないことを強く意識しています。

指先というのは、指の付け根から鍵盤に触れるところを指しています。

全く力を入れないというわけではないのですが、ここにはあまり力を入れません。(これを脱力というなら、脱力をしてください。)

 

力を入れるのは、肘回りの手の甲側の筋肉です。(上腕二頭筋ではない、なんていう名前かはググって)

ここでは、この肘回りの手の甲側の筋肉を「ガチ押し筋」と呼びます。

 

この「指先にあまり力を入れず、ガチ押し筋だけを上手に使って縦連を叩く」って意外にできないと思っています。

  • どうしても指先に力が入ってしまう
  • ガチ押し筋以外に力が入りすぎてしまう

 

これらを解決するために、僕は2つ目の「鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)」を意識しています。

 

f:id:seiryu1210:20200711214517p:plain

 

Aは指先だけを動かす指押しのイメージで、Bは手首のスナップで叩くイメージです。

以後、Aのような指押し系をAタイプ、Bのようなガチ押し系をBタイプと呼びます。

Bタイプを意識することで、指先に力が入りにくくなります。

でも、これだけだと解決できません。

実際には自分が意識しているのはこれだけなのですが、これらとは別に、自分は以下のようなことが無意識にできています。

 ① 手首から先を使って、鍵盤を"はたく"ように叩く

 ② 肘を上げない(脇を開きすぎない)

 ③ 指は鍵盤から2~3センチぐらいしか上げない(この高さを維持して縦連を叩く)

 

恐らくいきなり無意識にはできないと思うので、この3つを意識しながら体で覚えるのが良いと思います。

 

①に関しては、極端に言えば、手に力を入れずに自由落下で鍵盤を押すイメージです。

指先の力を抜いて、手首のスナップを利用して鍵盤を押します。

 

縦連の押し方の例 ※音量注意

 

この叩き方で縦連を叩こうとすると、自然とガチ押し筋に負荷がいくと思います。

ガチ押し筋にうまく負荷が行かない場合は、②や③を意識してみてください。

 

これらを意識することで、「指先に力を入れず、ガチ押し筋だけをうまく使って縦連を叩く」というのを実現しています。

上記の動画(速め)の場合はBPM150弱の16分程度に相当するのでかなりのガチ押し筋が必要ですが、ストライカー系の曲の場合はもっと遅い(上の動画の遅めの方)ので、上記の押し方を上手に使うとガチ押し筋があまりなくてもかなり楽に押せるようになると思っています。

 

皆さんが実際に縦連が叩けるようになるかどうかは保証できませんが、自分はこういうことを意識しています。

 

ガチ押し筋の付け方

先述したことを強く意識して身についても、結局のところ縦連を叩くためにはガチ押し筋は必要です。

このガチ押し筋の筋力によって、ガチ押しできるBPMに差が出ます。

僕自身も、ガチ押し縦連をやらないとガチ押し筋がすぐに衰えてしまいます。

 

「じゃあガチ押し筋はどうやって鍛えるの?」ということですが、正直言うとIIDXだと鍛えられる譜面はあまり多くないです。

IIDXでなら、最初に挙げたガチ押し系(ストライカー系)の譜面を、先述した押し方を意識してやってみるといいと思います。

  • ガチ押し系(ストライカー系)
    BPM130~185の三連符(BPM100~140の16分相当)主体の譜面
    例)ビタチョコ、VANESSA、255、など

また、BPM100~140の16分乱打主体の譜面(☆8~☆11でも可)をS乱で選曲するのも良いと思います。

 

やってみて「ガチ押し筋に負荷がかかってるなー」というのを感じると良いと思います。

上腕二頭筋に力が入りすぎないように注意

 

その日はすごい高負荷で疲れても、やっていけば自然とガチ押し筋がついて楽に押せるようになると思います。

 

縦連の認識の仕方

縦連でも認識はもちろん重要です。

認識が間に合わないもしくは適切に認識ができないことで、無駄に力んだりリズムが崩壊したりします。

 

基本は横認識

縦連(特にガチ押し系)では、横認識を強く意識しています。

※横認識がどういうものかについての説明は、後述で具体例を出すので省略します。

 

とりあえず僕の思う横認識のメリットデメリットは以下の通り。

■横認識のメリット

  • 正確に目押しができる
  • 配置に認識が左右されにくい(外れ配置で認識が壊れにくい)

■横認識のデメリット

  • 縦での先読みをしないようにするため、かなりの集中力が必要とされる
  • 横に広い高速高密度譜面の認識が間に合わなくなる場合がある(嘘かも)

 

他にも色々ありそうですが僕が思いつくのはこれくらいでした。(ごめんなさい)

 

これらを踏まえた上で、縦連で横認識を意識する理由は、乱打と連打の押し方を統一するためです。(ここでは縦連の押し方=連打、連打以外=乱打とします)

率直に言うと、ガチ押し系の場合は乱打も含めて全てBタイプの押し方を意識する、そのための横認識をします。

乱打と連打の押し方を統一することで、認識の破壊やリズムの崩壊を和らげることができると思っています。

 

基本的には、乱打と連打は違う押し方になっているかと思います。(たぶん)

「一緒になるよ!」という人は既にガチ押し縦連はできるけど高速乱打が苦手(Aタイプの押し方ができない)か、ガチ押し縦連ができない(Bタイプの押し方ができず、Aタイプで早入りで縦連を叩いている)かのどちらかに偏ってる可能性があると思います。(適当)(大半が後者?)

 

こうならないように、乱打と連打の押し方を統一するため、横認識を強く意識します。

ということで、横認識をすることでどうやって乱打と連打を同じ押し方にするかを解説していきます。

 

まず、以下の譜面を見てみましょう。

 f:id:seiryu1210:20200711033145p:plain
出展:TexTage [テクステージ] (てふたげ) http://textage.cc/

 

これはIMPLANTATION(SPA)の44-45小節目ですが、パッと見、このように認識します。

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このように、縦連と階段を意識してしまい、縦連は縦連の叩き方、階段は階段の叩き方で叩こうとします。

その場合、それぞれで押し方が違うので、リズムもバラバラ、力の入り方もバラバラになってしまい、BADハマりGOODハマり必然ですね。

 

続いて、次の譜面を見てみましょう。

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これもIMPLANTATION(SPA)の44小節目(半分)ですが、この場合、このように認識すると思います。

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このように、階段とも縦連とも見ず、ただの8分押しの連続としてみると思います。

8分押しの連続の場合は、右手も左手も同じ叩き方(Bタイプ)で叩けます。(EDENとかCROSSROADみたいな)

つまり、このように認識をすることで、階段と縦連の押し方が同じになります

 

なので、最初の譜面でみると、以下のような認識に変えます。 

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普通にキモいですね。(なんかバネみたい)

 

これをいきなりやれと言われても無理がありますよね。

頭では理解してるつもりでも、目に入ってきたら反射的に「縦連と階段きた!!!」と認識してしまいます。

そうならないように、僕の場合は目線を固定して、静止画(前述でいう赤丸で囲った部分)を1枚1枚切り取るような意識しています。(意味不明)

緑数字を下げて一度に表示される情報を物理的に減らすのも一つの手ですね。

 

S乱で崩すのもいいですね。(自分もそう)

横認識は更にしづらくなるかもしれませんが、S乱だと縦連が両手に満遍なく来やすいので、自然と両手共に同じ叩き方になりやすいと思います。

 

まとめると、僕は乱打も連打も同じ叩き方にするために横認識を意識してます。

どちらも同じ叩き方にすることで、リズムを崩れにくくしています。

 

 

発狂中の微縦連系は縦認識でもいいかも

発狂中の微縦連系の場合は、クリアなら縦認識をして早入りするといいかなと思っています。

  • 発狂中の微縦連系
    高密度の乱打の中に細かい微縦連が含まれる譜面
    例)ゴビヨ、ゴアヘ、ワンモアラブリー、など

本来は横認識ができたらスコアも出やすくてハマりにくいのかなと個人的には思うのですが、クリアを狙って早入りするなら縦認識でいいと思います。

 

縦に認識しないと早入りできないですからね。

といって縦で認識しすぎると、ワンモアラブリーみたいな譜面はかなりハマりやすいです。

先述した通り、縦連のあるとこに意識が引っ張られてしまいます。

 

じゃあどういうときに縦認識を使うべきなんだ?ということなのですが、微縦連がまばらに降ってくるときに使うといいと思います。(X-DENとか)

縦連を縦連と認識してもハマらず、早入りしないと連打が間に合わないときにはいいと思います。

 

結局、長い縦連系が叩けない、そんなときの交互押しピアノ押し

今までお話ししてきたことを意識しても、長い縦連系が叩けないと嘆くこともあると思います。

  • 長い縦連系
    BPM150ぐらいの16分で同じところに降ってくる縦連が来る譜面
    例)スクリプAmix、FAXX、白壁(H)、など

縦認識を嫌でも意識させられる面々ですよね。

本当に無理な場合は、交互押しやピアノ押しも一つの手かなと思います。(交互押しやピアノ押しはバネがないとやりづらいです)

僕もスクリプAmixは交互押し使ったりしますし、FAXXは交互押しします。

 

1本の指でガチ押しするだけが縦連の押し方ではないので、色々試してみるといいと思います。

 

まとめ

✔ 縦連の叩き方・意識

1. 指先に力を入れない
2. 鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)

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① 手首から先を使って、鍵盤を"はたく"ように叩く

② 肘を上げない(脇を開きすぎない)

③ 指は鍵盤から2~3センチぐらいしか上げない
 (この高さを維持して縦連を叩く)

 

✔ 縦連の認識

基本は横認識

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おわりに

自分のやり方なので皆さんに当てはまるかはわかりませんが、実践しながら試してみてください。

コツをつかむキッカケになればいいなと思います。

 

今回は長文を避けたつもりだったのですが、結局長くなっちゃいましたね。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。